UACJさんとのコラボで作ったthink coffeeアルミカップ
アルミニウムは地球に優しいらしい。高校の頃に、アルミニウムをつくるには原料のボーキサイトを電気分解するのだと学んで、さらにそのためにはかなり大量の電気が必要だとも学んだ気がする。なので、一見アルミニウムは脱炭素の流れに反するのではないかと思ってしまうのだが、最近UACJというアルミニウム大手の社長である石原さんという方とお話する機会があり、この金属はサステナビリティの観点からかなり有望な素材であるかもしれないと思えた。
その理由は、第一にリサイクル率が極めて高く、またリサイクルの際にはほとんど電気を使わない、また有害廃棄物などを出さない素材であるからだ。2022年度のアルミ缶のリサイクル率は93.9%(アルミ缶リサイクル協会調べ)。これはペットボトルの85.8%(環境省調べ)を上回るし、ペットボトルの場合はほとんどが砕いて粉にして再生するいわゆるマテリアルリサイクルだから、リサイクルと言っても何回かしか使えない。比べてアルミ缶は何度でも溶かして半永久的に新しいアルミ缶にできるという利点がある。ほかにもアルミには、軽い、強い、錆びにくい、無害であるといった長所がたくさんある。
そうしたわけで、think coffee JapanはUACJさんにお願いして、すてきなthink coffeeのロゴ入りのアルミカップを作っていただくことにした。これがそのカップ。いいでしょう?アルミは熱伝導率がとても高いので、アイスコーヒーやビールがより美味しく飲める。また、紙コップよりも強度が格段にあるので、二杯目もこれでOKだし、ぜひ持って帰っておうちでも使って頂ければ。
まずは11月22日から、ベーグルサンドイッチ&アイスコーヒーのセットを買っていただいた方に無料でプレゼントするほか、単体でも販売します。ぜひお試しあれ。
Think coffeeではさまざまなパートナーとサステナビリティに関する取り組みを行っていきます。次の発表も、どうかご期待ください。
2023年11月22日
Think Coffee Japan代表 田瀬和夫